2025/06/25

位置デバイス



GPSトラッカーとAirTagの違い

位置情報に注目している皆さまから絶大なる人気だったGeoPitaコラムの過去記事を再投稿!
皆さんはiPhone16購入・検討されていますでしょうか?
昨年のiOS17へのバージョンアップからAirTagを最大5人と共有が可能となりました。
5人への共有が可能となったことでAirTagとGPSトラッカーの比較を見ていきましょう。

【背景】

 位置情報サービスは車両・大型機器の盗難防止・子供の見守り、財布等の紛失防止等の人・モノの位置を把握することにより様々な課題を解決してきました。位置情報を把握するデバイスの中でもGPSトラッカーとAirTagは比較検討されることがあります。

GPSトラッカーとは

 GPSトラッカー(Global Positioning System Tracker)は、GPS技術を使用してヒト(子ども、高齢者、障がい者)、モノ(鍵、貴重品、車両)など追跡するためのデバイスです。GPSは、地球上の特定の場所を正確に位置測位するための衛星ベースのシステムであり、GPSトラッカーはこのシステムを活用して位置情報を収集し、送信します。
モデムを内蔵しているため、クラウドに向けて自立した通信ができるため、細かなピッチで移動履歴を表示させることが可能です。

【AirTagタグとは】

 Bluetooth技術を使用して物体の位置を追跡するための小型デバイスです。これは、主にモノ(鍵、財布、バッグなど)を見つけるのに役立つソリューションです。スマートフォンを経由してクラウドに情報を上げるため、低消費電力で小型で軽いことが特徴です。

【GPSトラッカー(GeoPita)とAirTag比較】

 GPSトラッカー(GeoPita)とAppleのAirTagは、位置を追跡するためのデバイスですが、特に機能面では多くの違いがあります。以下は、2つの追跡デバイスを比較したものです。

※2023年9月28日時点当社調べ
当該表は、あくまでも一般的な情報提供を目的としております。
仕様や機能は変更される可能性があり、当社は情報の正確性を保証するものではありません。

GPSトラッカーの活用推奨事例

事例① 幼児、児童、生徒の見守り
校外学習等、学校外での活動時に幼児、児童、生徒の見失い防止の目的で、 東京都立特別支援学校 全校へのGeoPitaの導入が決定(62か所)
リンク:https://geopita.net/special-needs-school/

事例② 高齢者の見守り
見守りGPS「まもサーチ」と高齢者特化型コンタクトセンターを融合させた、高齢者の徘徊予防とそれにともなう事故を防止するサービス
リンク:https://geopita.net/anshin-senior/

事例③ ポスティングスタッフの管理
ポスティングスタッフの位置情報管理により、業務中の注意喚起・スタッフ意識が高まり配布効率が10パーセント以上向上
リンク:https://geopita.net/posting-staff-b/

IoTBankでお手伝いできること

 GPSトラッカー等のIoTデバイス開発に強みを持つ弊社では、既存デバイス・筐体・システムのカスタマイズから、IoT関連の受託開発まで幅広く対応しております。
お気軽にお問合せください:https://geopita.net/contact/

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